日: 2025年7月8日

初の小児向けマラリア治療薬が認可される

乳幼児や幼い子供にも使える最初のマラリア治療薬が認可された。数週間以内にアフリカ諸国で使用が始まる予定。子供用の治療薬は存在したが、ノバルティス(Novartis)の新薬は、体重4.5キロ以下の幼児用にも使える。2023年に世界でマラリアが原因で59,700人が亡くなっている。その3/4が5歳以下。ノバルティスはこの薬を基本非営利で提供する計画だ。 First malaria treatment …
医療・健康

ガーディアン特派員による日本の「コメ危機」のレポート

英国ガーディアン紙の日本・韓国担当特派員による「コメ危機」のレポート。内容的には日本でニュースを見聞きしている我々に何も目新しいものはない。ただし、彼が非常に不思議に感じているのは、「日本のコメ作り農民の平均が退職年齢を超えている(70歳ぐらい?)のにもかかわらず、これから時間をかけて米作農業を再生するという政府方針」。普通に考えて、この状況では、たとえ歴史の長い主食であっても、安定供給のためには…
日本関連

米国:助成削減により、科学系教育や研究職がすべてのレベルで不安定に

トランプ政権以後、助成金のカット、凍結が相次ぎ、新規だけでなく、進行中の複数年プロジェクトまでが先が見えない状況になっている。研究室では助手やアシスタントが職を失い始めている。予算不足のため、多くの大学院は学生、教員の両方を縮小を始めている。カットは医学を含む科学のあらゆる分野にまたがり、新しい研究職を見つけるのは至難だ。国立科学財団(NSF)によると、若手の研究者を育成する政府助成は最大で78%…
IT・科学

トランプの事務方、校閲者かファクトチェッカー雇えよ

トランプがボスニア・ヘルツェゴビナ連邦のリディヤ・ブラダーラ(Lidija Bradara)大統領に宛てた関税30%を表明する書簡の敬称が統一されていない。受取人住所・氏名では「Her Excellency」と相手が女性であることを認識しているものの、起句では「Mr. President」と書いている。ブラダーラ氏は既婚女性なので、「Mrs. President」とすべきだろう。米国ホワイトハウス…
ユーモア・風刺