政治・経済

米国 : ジャーナリズムでお金が稼げないなら、その使命に注力すべき

Journalism may never again make money. So it should focus on mission. (Washington Post) ワシントンポスト紙の政治コラムニスト、ペリー・ベーコン・ジュニア(Perry Bacon Jr.)氏による米国のジャーナリズムの危機的状況に関する考察と、そこから脱却する方法に関するアイデアを提案している。 米国のジャーナリ…
政治・経済

英国 : 逃げ場なく搾取されるフィリピン人出稼ぎ家内労働者

‘They treated me like an animal’: how Filipino domestic workers become trapped – podcast (The Guardian) 70年代、フィリピンの独裁者、マルコス大統領は、労働者を輸出することで外貨を稼ぐ政策を進めた。それ以来、多くのフィリピン人、特に女性が、欧州、米国、オーストラリア、最近ではサウジアラビア、クェ…
政治・経済

ドイツ : 極右勢力が農民の抗議運動に便乗か

Germany’s far right seek revolution in farmers' protests (BBC News) ドイツの極右グループが、燃料費などの補助金カットに抗議する農民運動に便乗して、政府打倒を画策している。月曜日にベルリンで行われたデモでは、農民運動への過激派の浸透が心配された。"Germany first"というスローガンが支持を広げている背景がある。農民団体の主…
政治・経済

米国 : 最悪を避ける選択肢としてのニッキー・ヘイリー

米国大統領予備選挙がそろそろ本番に突入するが、今の状況では、共和党はトランプが指名を獲得するのはほぼ確実だろう。最高裁が出馬資格なしの判断を出さない限り。となると、民主党バイデンとの一騎打ちの本選は、バイデンの旗色がかなり悪い。 規模は全く異なり、比べることはできないが、前回の横浜市長選で地元選出前首相の全面支持を受けた元世襲代議士候補が、カジノ利権阻止というひとつの争点で、野党候補に敗れた。現職…
コラム・私論

ロシア : インスタで反戦運動をしたとして逮捕された大学生が亡命するまで

Inside Russia’s Crackdown on Dissent: An Update (New York Times) インスタで反戦運動をしたとして逮捕、何とか亡命した19歳のロシア人の大学生が亡命するまでを追った続報。彼女が国外に出たことで安心したが、ロシア国内には彼女のように反戦を唱えた逮捕者が多数いる。彼女が、センサーをつけられ軟禁された時の記事はこちら。   &nbs…
政治・経済

バナナがコモディティになるまでの歴史を振り返る

 There Will Be Bananas (NPR Throughline) バナナプランテーションの歴史と米国の関係を振り返るポッドキャスト。コロンブスからチキータバナナの起源、United Fruit Companyまで遡る。(2020年1月9日エピソードの再放送) コスタリカの鉄道開発とそれに付随して始まったバナナ栽培。米国での市場開拓の話。ブランテーション労働者(多くが海外からの出稼ぎ…
政治・経済

ジョーク : 南軍旗のヒジャブを被らせ、パレスチナ系母親をヘイト犯罪から守る

Woke Flat Earthers | Malik Elassal | Stand Up Comedy (YouTube) レバノン系カナダ人(現在は米国在住?)の Malik Elassalの漫談(Standup Comedy)のネタが皮肉が効いていて面白かった。ヒジャブを着け続ける母親がヘイト犯罪に遭わないように、南軍旗のヒジャブや、尖がったKKKマスク風のヒジャブを被せようというジョークに…
政治・経済