AI記事によりWikiがCNETを信頼できる情報源から格下げ

Wikipedia No Longer Considers CNET a “Generally Reliable” Source After AI Scandal (Futurism)

本誌は昨年、CNETがAIを使って作成した間違いと盗用の多い記事を発行していたことを暴露した。その後、AI時代のメディアのあり方について激しい議論が巻き起こった。

CNETはAI記事を停止、大掛かりな訂正を行ったものの、一度傷ついた評判を取り戻すことは難しかった。Wikipediaの情報源ガイドラインは、2020年にRed Venturesにより買収されるまでは「信頼性あり」、2020年以降は「編集水準が低下」、さらにAI利用が発覚した後は「信頼できない」と評価を変更した。

Red VenturesはCNETの売却先を捜している噂されるが、AI騒動により難航しているちという。

CNETの労組は、「スタッフは経営陣によって引き起こされたダメージの回復と、CNETの評判と信頼の回復に全力で取り組んでいる」と発表した。