米国:特別検察官、バイデン大統領の機密書類持ち出し立件せず

ハー特別検察官は、バイデン大統領の機密文書の持ち出しに関する捜査完了を連邦議会に通知した。司法省は、刑事事件として立件しない方針。2017年、バイデン氏が副大統領職を離れた後、機密書類は回顧録の資料として、自筆のメモと一緒に自宅に保管されていた。

刑事訴追を受けないももの、バイデン氏が機密書類を必要とした理由の一つに在任中の出来事の日時の確認など、記憶力の衰えを示唆する理由もあり、81歳という年齢と共に、今後の選挙戦で問題になる可能性もある。

*トランプ氏の機密書類持ち出しとの最も大きな違いは、トランプ氏は書類を隠したり、目撃者にうその証言を強要するなど捜査を妨害をしてきた。一方バイデン氏の場合、捜査に全面的に協力している。