コロナ以降、日本に移住する中国富裕層が増加中

Affluent Chinese have been moving to Japan since the COVID lockdowns (NPR News)

急成長を続けてきた中国経済にも陰りが見え始め、政府統計によると、海外に資金を移す企業や個人がこの7年間で最大になったという。これまで中国の富裕層や中産階級の移住先として米国が好まれてきたが、最近のデータによると、日本を目指す中国人が増えているという

東京で暮らすある中国人ジャーナリストによると、中国のエリートの友人たちは、彼らを裕福にしたきた政府の政策は支持するものの、コロナのロックダウンで気が変わったという。学歴、お金、コネがあっても、生活必需品が不足し、自由に移動できないという現実に直面したのが、その理由だという。昨年日本は中国人に経営・管理者ビザ(Business Manager Visa)を2000件以上発給し、記録を更新した。

さらに、財産を守るという目的に加え、日本の医療や教育にも魅力があるという。特にインターナショナルスクールに子弟を入学させることが本国では難しい。資金を持ち出すことに成功した移住者は、東京の高級マンションを購入したがるという。