フランス:思いもかけず昆虫の養殖が盛んになったわけ

How France became the unlikely home of the insect-farming industry (Nature)

フランス東部ドルにある世界最大規模の3兆匹のミールワームを育てる昆虫養殖場のレポ。増え続ける世界の人口へのたんぱく質の供給源としての昆虫食が注目されている。従来の食肉と比べ、食用の昆虫はより高栄養なたんぱく質を提供できる。100グラムのミールワーム甲虫には、25グラムのたんぱく質。一方、100グラムの牛肉には20グラムだ。そのうえ、昆虫は地球環境にやさしい。飼料換算率からみると、同じ量のたんぱく質を生産するのに、コウロギは牛の1/6で済む。