カリフォルニアの不動産を中国人がキャッシュで買い漁る

カリフォルニアでは、住宅不足が長く続き価格が高騰している。新しいデータによると、米国に居住していない外国人がそこに目をつけ、不動産を現金で購入している。全米リアルター協会によると、2024年4月から今年3月までの期間州内では、アジア系が外国人の不動産購入の38%を占め最大だ(ラテンアメリカ系=28%、カナダ=14%)。その中でも、特に目立つのが中国人。カリフォルニアが選ばれる理由は、中国に近い地理的条件、世界4位の経済規模、そして比較的中国系住民が多いことが影響している。71%の中国人が現金で購入。平均購入額は120万ドル(約1億8000万円)。カリフォルニアでは賃貸物件の需要も高く、多くが居住ではなく投資目的と考えられる。
Chinese buyers, flush with cash, are swooping in on California homes (SFGATE)

Editor's note カリフォルニア州の都市とその近郊は、米国でも不動産価格の高い地域ですが、そこで中国人の住宅購入が外国人の中で断トツという記事です。日本でも同様の指摘がされていますね。住むためではなく、賃貸できる物件を投資目的で購入というところも似ているのかな。