米国:大リーグ選手会、在留資格書類の常時携帯を指示

米国プロ野球大リーグ選手会(MLBPA)が、選手に帰化/在留資格に関する書類を常に持ち歩くことを勧めた。トランプ政権の違法移民摘発と12か国からの入国禁止への対応策。「これが自己防衛の最善策」とトニー・クラーク選手会長は語った。リーグの外国出身選手は全員、有効なビザを保持しているものの、世界トップレベルの選手たちが試合に集中できない事態を避けるため、と説明している。違法移民摘発で揺れるコミュニティ支援を表明していたロサンゼルスドジャーズは先月、ICEの本拠地駐車場使用を認めなかった。
MLB union tells international players to carry immigration documents at all times (New York Times)
Editor's note 人気プロスポーツの選手ですら「備えあれば憂いなし」という切実な状況が見えてきます。トランプの「Make America Great Again」に隠された意味は「Make America White(Whiter)Again」であり、人種差別や白人至上主義のイヌ笛との見方も。今回の選挙から日本でも似た動きが見えているような気がします。
Make America White Again(MSNBC)