英国:ほとんどの河川、湖沼でPFASが検討中の安全基準を超える

イングランドの117か所の河川や湖沼を英国環境庁が様々な種類のPFAS(有機フッ素化合物)を調査したところ、110か所で安全基準を上回ることが判明した。「Forever Chemicals」(永久に残る化学物質)と呼ばれるPFAS、85%の調査対象箇所で検討中の安全基準の5倍に達していた。また、淡水魚からは平均基準の332倍レベルのPFASが見つかった。毎月1回淡水魚を食べるだけで、一年で安全な摂取量を超える。科学者はPFASの発がん性を指摘し、乳がんを含む健康問題を引き起こす現在最も大きな脅威のひとつとして規制を求めている。EUはすでに1万種のPFASをまとめて規制する方針を進めているが、英国はまだ調査段階で遅れをとっている。
Toxic Pfas above proposed safety limits in almost all English waters tested(The Guardian)

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