Twitterから撤退した米国公共ラジオ、その影響はわずか
07/11/2025
イーロン・マスクによる買収で運営方針が変わったことを理由に、多くがTwitter(現X)をやめると言ってきたが、実際に撤退した企業は多くない。昨年4月NPR(米国公共ラジオ)は、Twitterへの投稿を中止した。6か月後のNPRの社内メモによると、870万のフォロワーがいたTwitter撤退の影響はほとんどなかったという。NPRの場合Twitter経由の閲覧が元々2%しかなかったこともあるが、それが1%になった。メモは「アップデートでアルゴリズムが操作され、熱心なユーザーに届くことが難しくなった。またツイート直後から閲覧が落ち、ユーザーがTwitterから外のリンクを使うことも激減した」とメモは分析する。つまり、自身のサイトへのトラフィックを呼び込む道具としてのTwitterに注力するのは無駄だと。NPRのように完全に利用を止めるケースは少ないものの、Twitter/Xを毎日活発に利用するユーザーは減少しているという見方も多い。また、系列局担当者はInstagramについても、Twitter同様にトラフィックを増やしたり、クリックを増やすというよりも、アプリ内での情報共有を狙っていると話す。
の
Six Months Ago NPR Left Twitter. The Effects Have Been Negligible – Nieman Reports (Nieman Reports)