息抜き:経営コンサルって実際のところ何してるの?

Consultant turned comedian delivers powerpoint about powerpoints | from special Chinese Australian (Jenny Tian/Youtube)

中国系オーストラリア人の女性ピン芸人。ジェリー・ティアンさんの独演会のネタ、「コメディアンに転身した元コンサルタントがパワポをパワホで解説」。

前振りとして、コンサルタントがやることは毎日「重要会議」ばかり。

その内容は
コンサル:大金(Lots of money)を支払ってくれるなら、この会社が抱える問題すべて解決できます。
クライアント: 大金(Lots of money)ならあります。

6カ月後
コンサル: Digitalized(デジタル化), Revolutionized(革命的), Strategized(戦略化)しました。今あなたの会社がやらなければならないのは、私たちにもっとたくさんお金を支払うことです。まだ、終わりではありませんから。
クライアント: 払ったお金は何に使ったのですか?
コンサル: 昨今のコカインの市場価格はかなり高くなっていますから。
クライアント:私たちはすでにコンサルにお金をつぎこんでますから、ここで止めることはできません。次回には本当の解決策をお願いします。このお金で大丈夫ですか?

3年後、コンサルチームは50人に膨れ上がり、大量の残業代を請求。
コンサル;大変過酷なプロジェクトでした。やってきたことを大変誇りに思います。でも、我々は段階的に離れます。なぜなら、我々コンサルには解決策がないからです。さようなら。(ジェリー、舞台で走り去るふり)
クライアント:待ってください。うちの会社はだれに頼ればいいのでしょうか?
(ジェニー、観客のひとりにマイクを渡す)
観客:ハイ、私、PWC(別の大手コンサル会社)です。

一同大爆笑!

Editor's note これ、真実を突いていて面白い。企業コンサルに限らず、日本だと万博、オリンピック、地方の官主導のイベントや政策など、こんなふうになっているんだろうと想像できる。中抜きやコンサルは責任とらず、自分たちは逃げる。失敗がバレると困る政治家や公務員は、ズルズルと長引かせたり、次のプロジェクトでごまかそうとする。

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