温暖化を実感、1977年8月ロンドンの Little Feat「Cold, Cold, Cold」

今日は朝早くから庭師さんが来て、伸び放題の家の周りの草木の剪定をしてくれた。例年5月の連休明けにやる作業なのだが、長年来てくれていた方が超高齢になって自分で運転して来てもらうのが危険なので、シルバー人材センターから紹介してもらった。人手が足りないようで、こんなに遅くなってしまった。とにかくこの時期は暑くて危険なので、頻繫に休憩を入、れ水分補給を忘れないようにお願いした。午後から私も切り落とした枝や葉をビニール袋に詰めたり、雑草を抜いたりして参加。私の作業は3時間ほどだったが、暑さでかなり疲れた。庭師さんによれば、お仲間で熱中症になった方もすでに出ているという。明日も朝から残ったガレージ周りの作業に来てくれる予定だ。

作業をしながら、録音しておいたピーター・バラカンさんのラジオ番組を聴いた。今朝の放送は、私の大好きな1970年代に流行ったバンド、Little Featの特集。未発表のライブ演奏を集めたアルバムの曲がたくさん流れた。その中で「Cold,Cold, Cold」という曲の前説で、バラカンさんは「この曲は1977年の8月初めにロンドンで録音されたもの。温暖化が始まる前のロンドンだから、今のような暑さではなかったはず」と喋り、続けて「昨今東京の真夏に『Cold, Cold, Cold』なのは、電車ぐらいではないか」と続けた。多分会社勤めではないバラカンさんは、通勤ラッシュの時間帯以外に都心の電車を利用することが多いと推測、それでラッシュ時の満員電車に合わせた冷房が冷えすぎと感じるのだろう。とにかく、50年経たずに地球の温暖化が進んでしまったことを庭での作業とラジオで実感させられた。でも、私たちにできることはまだあるはず。

Cold, Cold, Cold (Live at the Rainbow Theatre, London, UK, 8/4/1977) from YouTube

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