英国:第二次大戦下、新聞パズルで暗号解読の才能を発掘
08/03/2025
第二次大戦下、ドイツ、枢軸国のエニグマ暗号機の解読のため、英国GCHQ(政府通信本部)は、新聞掲載のパズル解読の腕自慢にも才能を求めた。戦時下のテレグラフ紙は、紙不足で6ページしかなかったが、パズル掲載を続けていた。1942年1月、25人の熱心なパズル読者を集め、解読力を競う大会を開催。大会後注目していた戦争省が、参加者を省に招き面接した。英国の暗号解読が連合国の勝利に貢献したことはよく知られている。今日のパズルはちょっと変と感じたかもしれない。Telegraph紙パズル100年記念にGCHGが用意した1942年の暗号解読競技の2025年版だったからだ。GCHQは「パズルを解読する能力が、暗号解読に役立った。それは、現在でも複雑な問題の解決に必要なもの」と。
Telegraph crossword solvers supported the Allied victory. Can you crack our modern GCHQ puzzle? (Telegraph)
スーパーに歩いて買物に行く途中、BBCのラジオニュースで聴いて、これメモしなくちゃ、と思ってソースを見に行きました。映画「The Imitation Game」(イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密)も面白かったですしね。なんでもAIでいう風潮ですが、頭の運動をして、柔軟な思考をする能力はまだまだ必要だと思ってます。