米国:トランプ政権、500トンの海外支援食糧を焼却へ

トランプ政権発足後5カ月、500トンにも及ぶ緊急食 ー150万人の子どもたちを1週間養える食品が焼却されようとしている。匿名のソースによると、これらはアフガニスタンとパキスタンの子どもを支援するための高カロリービスケット。ドバイの倉庫に保管されていて、洪水など自然災害に遭った5才以下のこどもの栄養補給に地元NGOを通して配給するはずだった。トランプ大統領令でUSAIDが解体され海外支援は停止。すでに購入した食料は国連などに委託し配布されるはずだったが、USAIDを吸収した国務省の許可なく、モノもお金も動かせない。海外の反米テロリストの手に渡る懸念がその理由。ビスケット代80万ドル(約1億2000万円)に加え、焼却費用13万ドル(約1930万円)を米国納税者が負担することを意味する。米国の援助予算全体からはこの金額はとるに足らないかもしれない。でも、政府効率化の結果だと忘れることはできない。
The Trump Administration Is About to Incinerate 500 Tons of Emergency Food (The Atantic)

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