米国:アリゾナ州、肺ペストで患者が死亡

アリゾナ州北部の病院の救急部門運び込まれた患者が、同日中に死亡した。緊急検査からは、Yersinia pestis(ペスト菌)の推定診断がなされたと地元の郡保健サービスは公表した。死因は肺ペストによる重症肺感染症。中世ヨーロッパで大流行したペストは現在では珍しいが、CDCによると、米国の西部州の一部では年に数件報告される。感染は病原菌を運ぶネズミノミに嚙まれた場合多いが、感染後早期に抗生物質で治療すれば、死亡例はほとんどない。アリゾナ州の該当地域では、プレーリードックを含む野生動物のテストやノミの除去を進める方針。、

Arizona patient dies in emergency room from plague (NBC News)