トランプの米国、留学生はオンライン履歴の無色化に懸命

米国留学希望者は、「米国の建国精神」から逸脱として学生ビザが下りない恐怖から書き込み、ネット上の写真、ミームなどの削除に一生懸命だ。トランプ政権は先月、米国学生ビザ申請者に対して、ソーシャルメディアのアカウントを公開状態にしておく指示を出した。WP紙が入手した内部文書によれば、「米国の市民、文化、政府、制度、建国精神などに対するいかなる敵意を見つける」のが目的だ。あるビザ申請予定者は、「オバマ、ハリス、AOCなどをフォローを止め、彼らの投稿への『いいね』を消した」という。インド人の留学予定者は、インスタでパレスチナ連帯を表明しているモデルをフォローしているが、それを理由にビザ申請が却下されるのを心配している。、国務省担当者は「ごく普通の身元調査にすぎない。国家安全保障に対する脅威がないか調べているだけ」と説明する。しかし現在の状況では、オンライン履歴から政治的発言を取り除き、無味無臭にするのが安全との意見も。

「ソーシャルメディアを消去すべきか」という質問にRedditのフォーラムでは、何もないと反対に疑いを持たれるという意見も。また、大使館等はすべてのSNSにとどまらず、オンライン活動を公開することを求めており、「一部だけへのアクセス許可やオンライン活動が限らている場合、何かを隠している推測する」と申請者に通告している。この機をビジネスチャンスと見て参入する企業も出てきた。 Phylloは、ユーザーのアカウントをAIを使って宗教や政治関連などリスクのありそうなコンテンツや画像を捜しだす。Redact.dev は、ユーザーの複数のSNSなどの投稿をまとめて削除するのを助ける

To study in the U.S. under Trump, international students scrub their accounts (Washington Post)