プライムデーセール、アマゾンが食料品配送で社員にボランティアを打診

ニューヨーク市のアマゾン拠点が、最も忙しいプライムデーセールに生鮮食料品の配達のため、多数の事務職員にボランティアとして就業時間の寄付を求めている。会社側は今週火曜から金曜の間、2時間、倉庫でボランティアとして働くことを求めている。アマゾンは毎年プライムデーの注文激増に対応するため、この時期毎年、多くの労働者を一時雇用する。アマゾン広報は、「食料品担当の正規従業員にボランティアするように求めるのは今回が最初ではない。これは完全に任意であり、職員が顧客との距離を縮めるいい機会」とコメントしている。アマゾンは食料品の宅配事業で利益を上げるのに苦戦しており、人員削減も行ってきた。

Amazon asks corporate workers to ‘volunteer’ help with grocery deliveries as Prime Day frenzy approaches (The Guardian)

Editor's note 企業のオーナーが、とてつもなく豪華な結婚披露宴を行っている一方で、米国では各職員の業務範囲がはっきりしているからといっても、会社の営利活動をボランティアとしてやることを求める? 何か変じゃない?