日本 – 結婚後の苗字変更で不利になる女性科学者

結婚後、夫婦同姓の強制によって、日本の研究職/科学者、特に女性研究者が不利な経験をしていることが、7,500人以上への調査で判明した。特許申請、学位申請、研究助成金の申請などが面倒だったり、海外で学会に出席するときにトラブルを招くこともあるという。「姓が変わることでかなりの不利益を被っていることが明らかになった」と調査にかかわった研究者は語る。日本は法律で夫婦同姓を強制している世界で唯一の国。95%の既婚女性が夫の姓を名乗っている。今年初めには、野党が結婚前の姓をそのまま使える夫婦別姓を認める法案が提出されたが、審議はまだ進んでいない。
Japan requires name change after marriage — with big effects on female scientists (nature)

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  • この研究結果、日本在住の外国籍の方が多いSNSでも話題になっていて、同じ教育機関に勤務する教員夫婦が離婚したところ、重要な手続きの度に住民票の提出が必要になることが分かり、すぐに再入籍したという投稿を見かけました。この投稿、後からオチがバラシてました。そのご夫婦はどちらも進歩的民法学者で、いかに日本の夫婦同姓強制が理不尽であるか、身も持って示すためにわざと離婚したらしいです。もしかしたら有名な事例?