イーロン・マスクのスターリンク、半年で衛星472機が大気圏再突入
07/04/2025
イーロン・マスクの衛星通信サービス、スターリンクがFCCに提出した報告書によると、昨年12月から5月の間に472の衛星が軌道から離脱し大気圏内に突入、燃失した。衛星個々が800キロ前後で、その50%がアルミニウムであると想定すると、毎日1トン程度のアルミが燃えていることになる。これは自然現象で推定されるアルミの量の3倍にあたる。(カナダ、レジーナ大学の天文学者、サマンサ・ローラー教授の投稿を参考)
SpaceX Gen 1 and GEn 2 Semi-Annual Reports (Space X -> FCC)
地球温暖化の原因となるメタンガスを追跡するために昨年、グーグルやアマゾンのベゾス氏らの資金を元に打ち上げられた衛星、MethaneSatが行方不明。10日前から通信が途絶えているという。$88m pollution-tracking satellite missing in space (BBC News)
Starlinkが7000基を軌道上に打ち上げ、衛星インターネット市場を独占するに至った経緯を説明する記事/ポッドキャスト。StarlinkがSpaceX 所有なので、安価に打ち上げが可能なのが最大の理由。How did Elon Musk’s Starlink become so dominant in the market? (NPR Planet Money)