停滞する女性の地位向上、 オリヴィア・ロドリゴの「All-American B****」

Olivia Rodrigo – All-American B**** (Glastonbury 2025)/(BBC Music, Youtube)

先週末の音楽フェスで「All-American B****」を唄うオリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)を観て、ノーダウト(No Doubt)の「Just a Girl」を思い出した。ロドリゴの曲は2023年、ノーダウト/グウェン・ステファニ (Gwen Stefani)の曲は1995年。どちらも若い女性の生きづらさと不満を皮肉を込めて唄っている。さて、この30年で彼女たちの「生きづらさ」に変化は? 少しでも良くなったのだろうか? 昨今の日本における夫婦別姓を巡る議論を見ていると、私には逆行しているように思える。

No Doubt – Just A Girl (Youtube)