なぜ出生率低下でパニックになるの?

Why are people freaking out about the birth rate? (NPR)

最近まで西側先進国としては例外的に出生率が高かった米国だが、近年の低下傾向に対して、ヴァンス副大統領を初めとした出生促進主義者の政策提案が目立ってきている。環境負荷を考え、どのくらいの人口が地球にとって適当であるかというアプローチ。そして高齢化する人口による社会保障費や医療費の拡大に少しでも対抗するために人口の維持が望ましいという考え方。このポッドキャストでは韓国の教訓から、「出生率が落ち込んでから対策しても間に合わない」ことをその理由のひとつ挙げる。

これを聴いた直後にアルジャジーラのインドで1970年代に行われた800万人の男性に対する断種の記事を読んだ。中国の一人っ子政策でも明白だが、人口を人為的にコントロールする政策の影響は長年に渡り続く。
India forcibly sterilised 8m men: One village remembers, 50 years later (Al Jazeera)

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