資料:中国、ロシア、イランの脅威で軍需産業が活況

Fear of China, Russia and Iran is driving weapons sales: Report (Al Jazeera English)

ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI)の最新の報告書によると、中国、ロシア、イランなどの脅威でヨーロッパ、中東、アジアにおける軍事兵器の売り上げが過去5年間で急増していることが判明した。特にロシアのウクライナ侵攻により、2019-2023年、ヨーロッパの武器購入は2014-18年に比べ倍増した。ウクライナは世界第4位の武器輸入国に。

世界で見ると、米国の同盟国である日本とオーストラリア、そしてインドを含むアジアが世界の武器輸入の37%を占める。アジアでは中国への対抗が大きな要因とみられる。また、ヨーロッパはロシアのウクライナ侵攻で21%へと倍増。カタール、エジプト、サウジアラビアなど中近東の国々が30%。

武器輸出では、米国が42%とシュアを伸ばし、フランス(11%)、ロシア(11%)、中国(5.8%)と続く。