欧州はどのようにトランプと交渉すべきか?
02/24/2024
How Europe should negotiate with Donald Trump (Financial Times)
英国の評論家ジャナン・ガネーシュ氏のファイナンシャル・タイムズ掲載のコラム。
昨年、中国が台湾に侵攻したらアメリカ助けるべきかと質問されたとき、トランプは、「台湾は(半導体分野で)アメリカから多くのビジネスを奪っている」と答えた。FTによれば、このコメントがトランプの真骨頂だという。彼の見方は刹那的であり、国家間の関係は富というパイの一部を奪い合うようなものと考えている。例えば、中国が米国により多く輸出して、米国の中国への輸出が少ないと、米国の負け。先日論議を醸したNATO加盟国の軍事費負担に関する発言も、米国の負担が極端に多いのに文句を言わないのは、「おめでたい人(sucker)」だからととらえている。
彼にとってイデオロギーは重要ではない。自分が相手を負かしたように見えれば、それが長期的には、自国に不利益になる取引でも気にしない。政治の世界の「知識人」にはそれが理解できない。単に見かけばかり気にする「守銭奴」だとわかれば、彼との交渉は簡単だ。
*有料記事なので全体の雰囲気を知らせたいと思い、すごい雑で乱暴な抜粋です。正確な内容を知りたい方は課金してください。