英国 : ウィリアム王子のガザ停戦を求めるコメントに賛否
02/22/2024
Prince William’s Gaza plea raises question of Foreign Office input (The Guardian)
英国ウィリアム王子の前例のない「ガザ停戦を懇願する」コメントが波紋を呼んでいる。
“too many have been killed” in the conflict, and “I, like so many others, want to see an end to the fighting as soon as possible” (この紛争であまりにも多くが命を落とした。多くの国民と同じように私も、先頭ができるだけ早く終結することを望みます)
このコメントは FCDO(外務・英連邦・開発省)の了承を得て出されたことが確認されているが、イスラエルに圧力をかけたい政府の意向を反映したものではないか、との憶測が飛んでいる。政府報道官も、このコメントが「政府の姿勢と一致する」と歓迎した。しかし、王室が複雑な国際政治や外交に口をだすことは珍しい。
イスラエルの王子の発言に対する反応も注意深いもので、王子が過去にハマスを非難したことや、人質解放を呼び掛けたことに対しての感謝の意を表すにとどまっている。一方、国内では、これは選挙で選ばれた政治家の仕事であるとして、王族を巻き込むことに対しては批判もある。