雑談 : 第66回グラミー賞授賞式と「スープとイデオロギー」

雪で外に行けず、夜更けにローラー台で自転車を漕いだら目が冴えてしまい、夜中にテレビを長時間観た。

最初は第66回グラミー賞授賞式。私にとってのハイライトは以下:

アニー・レノックスのシネイド・オコナー追悼の「Nothing Compares 2 U」。バックで演奏していたのは、プリンスのバンドにいたウェンディとリサ。唄の終わりで拳を振り上げ、”Artists for ceasefire. Peace in the world.”とアピールすると不自然にカメラが切り替わる。

トレーシー・チャップマンが、ルーク・コムズがカバーしてリバイバル大ヒットとなった「Fast Car」をコムズと唄ったこと。

そして、ジョニ・ミッチェル。 彼女の元気な姿を観られたら何も言うことない。

番外編として、ビリー・ジョエルの「Turn The Lights Back On」で、後ろでチェロを弾いていた 。カメラが何度も彼女にパンしたように思ったのは私だけ?

グラミーに続けて録画しておいた ヤン・ヨンヒ 監督のドキュメンタリー映画「」を観た。トイレに立つこともできないほど、引き込まれた。根底にある家族愛という普遍的なテーマに救われるものの、朝鮮半島の近代の歴史、日本との関係について、お隣の国のことであり、責任があるにもかかわらず、知らないことが多すぎることが辛い。