日本の月探査機SLIMが復活し、作業開始!
01/30/2024
Moon lander: Japan’s Slim reactivates and gets to work (BBC News)
太陽光発電が始まり復活した日本の月探査機SLIMが、周辺の詳細な画像を地球に送り始めた。ある月の研究者はBBCの取材に「これから我々は科学を目のあたりにする( “Now we’re really seeing the science.”)」と語った。月面着陸時に放出された野球のボールほどの大きさのロボットからの映像によると、SLIMは逆さまの状態で、それが原因で太陽光発電が出来なかったようだ。マルチバンド分光カメラ(MBC)の映像は、周囲の岩の組成を明らかにし、その詳細は月がどのように誕生したかを解き明かすことを可能にする、と研究者は語る。今後どのくらいの期間、運用できるかは、太陽と太陽光パネルとアングル次第。しかし、目標の100m以内というピンポイント着陸を達成したSLIMのミッションはすでに成功と言える。
*月面着陸のネット生中継は、久々にワクワクした科学イベントでした。充電がうまくいき、映像を送り続けてほしいです。