At 93, he’s as fit as a 40-year-old. His body offers lessons on aging. (Washington Post)

応用生理学の学会誌は、4度のインドアローリングの世界王者になったアイルランド人の男性を対象とした研究結果を発表。その有酸素運動能力は30から40歳に匹敵することがわかった。

この男性は現役時代はパン職人だったが、ひざに故障を抱えていたため、70代になるまで定期的な運動はしていなかったという。ボート競技選手だった大学生の孫に誘われて、ローリングマシンを使い始めた。研究に参加したとき、彼の体重は75キロで体脂肪率は15％。最大心拍数は年齢平均を大きく上回る153/分に達した。これらの数値は、健康な30－40代と変わらない。彼の例は、年齢にかかわらず、適切な運動により、筋肉量を失わず、有酸素運動能力を保つことが可能であることを示している。

彼の運動習慣

平均で1日に40分漕ぐ。そのうちの70％が比較的楽な強度で行い、残りのうち20％はきつめに、そして10％は最大強度。

週に2－3回、ダンベルなどを使い、ランジやカールなどの筋力トレーニングを筋肉が疲れて続けられなくなるまてやる。

タンパク質多めの食事を心がける。（体重75キロで1日当たり60グラム程度）