米国:Z世代は運転免許を欲しがらない~ウーバーもあるし、救急車も呼べるから

‘I’ll call an Uber or 911’: Why Gen Z doesn’t want to drive (Washington Post)

1996 ~2012年の間に生まれたZ世代と呼ばれる若者の間で、運転免許の必要性を感じないというトレンドが広がっている。ウーバー、ライドシェアや、SNSの普及により、免許取得の優先順位が、過去の世代と比べ下がっているようだ。

1997 年には16歳の43%、17歳の62%が運転免許を持っていた。しかし、2020年にはそれぞれ25%、45%に割合が下がった。年をとっても傾向は変わらない。20~25歳では、1997年には90%が免許をもっていたが、2020年には80%にまで減っている。

ほぼ完全なクルマ社会だった米国が動いている。新しい世代は異なる交通システムを求める兆候かもしれない。政策立案や都市計画においてどう対応していくのか注目される。