今後もマスクを着用したほうがいいのはどういう場面?
Are there places you should still mask in, forever? Three experts weigh in (NPR)
Covid-19に関する様々な制限が緩和される状況下、Nationl Public Radioが3人の専門家にマスク着用について意見を訊いた。
「Careful not Carefree(注意深く、楽観的にはならないで)」と全般的な心構えを勧めるのは、バンダ―ヴィルド大医療センターの感染症教授、ウィリアム・シャフナー医師。加齢とともにウィルスに感染した場合に重症化するリスクが高くなるため、医師夫妻は今後も保守的な対応をとるという。特に免疫に何らかの障害がある場合には、マスクを着け続けることを薦める。
一般的にはマスクをするかしないかは、その時、その場の判断になる –コロナ感染者のいる可能性や、マスクを外すことが自分にとってどのくらい重要かを考える。小グループで全員がワクチン接種済み、そして換気が良い環境では、マスクはしなくてもいいかもしれない,、語るのは、カリフォルニア大サンフランシスコ校の医学部のボブ・ ワッチャー学部長。でも、乗り物での移動や込み合った劇場などでは、マスクを着けたほうがいい。現在私がマスクを着けるそういう場所では、今後長期間に渡りマスクが必要になりそうだ。1年後も5年後もあまり変わりないと予想する。
一方、カリフォルニア大の感染病専門家、モニカ・ガンジー医師は、ワクチン効果をマスクよりも重視する。かなり多くの米国人は、ワクチンと感染両方からの免疫、「ハイブリッド免疫」をこれまでに獲得している。この免疫は特に強力なため、多くの場面でマスクなしで不安を感じないという。
日本は政府主導で脱マスクを画一的に進めるようですが、個人個人が自分の健康状態や生活や仕事環境を十分考えて行動すべきでしょう。