米国:Googleが低所得層女性をターゲットに中絶反対団体へ誘い込む広告を表示
02/08/2023
Google targets low-income US women with ads for anti-abortion pregnancy centers, study shows (The Guardian)
Google Helps ‘Fake Abortion Clinics’ Target Low-Income Women (Tech Transparency Project)
Googleで妊娠中絶の方法について情報を検索すると、中絶反対派の施設にリンクされていることがあることは昨年から指摘されていたが、IT企業の透明性を監視する非営利団体「Tech Transparency Project」の調査で、それらの成りすましとも言える広告が低所得層の女性をターゲットにしていることが判明した。
Googleのアカウントで低所得や平均以下年収の女性であることがわかると、妊娠中絶に関する情報を検索すると、中絶反対派の運営する施設からの広告が半分以上になることがわかった。やや高収入や高収入というランクの女性の場合より、圧倒的に高い割合だという。